こんにちは!じいこすです。
ヘミシンクは、周波数の異なる音源を、右左が独立したステレオ状態で聞くことで効果が得られます。
そのため、ヘミシンクを使ってエクササイズを行うには、ヘッドホン・イヤホンを使用することになります。
そこで気になるのが、
「ヘミシンクで使用するヘッドフォン・イヤホンはどれがおすすめなの?」
ということです。
そこで、
「東京大学 理学部 物理学科卒」「カナダトロント大学 電子工学科 修士課程修了」という経歴を持つ、坂本政道氏(モンロー研究所公式認定ゲートウェイ・アウトリーチ・トレーナー、株式会社アクアヴィジョン・アカデミー代表取締役)のおすすめされているヘッドフォンを紹介します。
さらに、iPhoneでヘミシンクを聴くための、おすすめイヤホンも紹介します。
ヘミシンクにおすすめのヘッドフォンはこれ
「ヘミシンク入門 坂本政道・植田睦子」の中に、ヘミシンクをするときの、おすすめヘッドフォンが紹介されていました。
ずばり、audio-technica のATH-A500 とのことです。

以下、ヘミシンクのCDに関するQ&Aを書籍から引用します。回答は坂本氏です。
Q:ヘミシンクはステレオ・ヘッドフォンで聴かないといけないのですか?
A:メタミュージックCD以外のヘミシンクCDは、ステレオ・ヘッドフォンまたはステレオ・イヤフォンを通して聴かないと効果が得られません。
Q:ヘッドフォンの左右は反対でもいいですか?
A:はい。左右を代えても同様の効果が得られます。
Q:ヘミシンクおすすめのヘッドフォンは?
Q:ヘッドフォンには安い物から高いものまで各種あります。どういうタイプのヘッドフォンにすればいいのですか?
A:耳をある程度覆う大き目のもので、耳にあたる部分が柔らかく、長時間聴いても痛くならないものがいいでしょう。
こういう条件のものを探すと、必然的に4000円~1万円程度はかかります。
ノイズキャンセリング機能のついたものはやめましょう。(※)個人的に オーディオテクニカのATH-A500を愛用しています。
※これは古い情報です。「ヘミシンク完全ガイドブック」に、ノイズキャンセリングは問題ないと記載されています(以下参照)。
Q:ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンを使っても、ヘミシンクの効果は変わりませんか?
A:飛行機や電車の中など騒音の激しいところで音楽を聴くために開発されたのがノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンです。
外部の騒音を検出し、それを打ち消すようなノイズを意図的に作り出して騒音を3分の1程度に軽減します。
高級品にはノイズを約99%減らすものもあります。ヘミシンクを聴く際に使用しても問題ありません。
Q:左右別々に音量調整できるヘッドフォンは必要?
A:いいえ。よくヘミシンクを聴くためのヘッドフォンとして、左右別々に音量調整のできるヘッドフォンが売られていますが、聴覚が正常な方はその必要はありません。
左右の聴覚に差がある人は、左右別々に音量調整のできるヘッドフォンがあると便利です。
その場合は、音が中央に来るように左右を調整します。
ヘミシンクをCDやパソコンで聴くためのヘッドホン3選

第1位 audio-technica ATH-A500

坂本氏がおすすめしているヘッドホンが、audio-technica(オーディオテクニカ) ATH-A500です。
audio-technicaは、1962年に創業した老舗オーディオメーカーです。
イヤホンだけでなく、マイクやスピーカーなどさまざまな製品を販売していて、世界的なスポーツイベントでもaudio-technica製が採用されています。
ATH-A500は、フィット感を高めた耳に優しい低反発イヤパッドを使っていて、ケーブルは3メートルあるのでゆったり使用することができます。
第2位 SONY ステレオヘッドホン MDR-7506

次に紹介する赤ラベルとくらべて、青ラベルと呼ばれているのがこちらのヘッドホンです。
Amazonレビュー数が1万を超える、圧倒的人気を誇る商品です。
「SONYは、我々ユーザーのニーズの徹底的にリサーチし、その結果をさらに詳細に分析し、あらゆる要望に応えるべく、デザイン・製造している」
「一番のお気に入り!」「もっと早く出会いたかった」
という意見もあがるほど、根強いファンが使用しているヘッドホンです。
第3位 SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

僕が持っているのは、赤ラベルのソニーのモニターヘッドホンです。
よく、プロの歌手がスタジオでレコーディングしているときに使っているのが、このヘッドホンです。

多くのレコーディングスタジオで愛用されている音楽業界のハイスタンダードということで、購入しました。
音の良しあしはおいておいて、長時間使っていると、耳が痛くなります。
ヘミシンクをiPhoneで聴くための人気のイヤホン3選

坂本氏は、ヘミシンクにおすすめのヘッドフォンはオーディオテクニカということでした。
ただ、現実的なことをいうと、パソコンやCDでヘミシンクを聴くのではなく、iPhoneからヘミシンクを再生してワイヤレスイヤホンを使って聞きたい人もいると思います。
実際、コードを気にせず寝っ転がったり、景色の良いビーチのほとりで車の中でヘミシンクを聴けるので、ワイヤレスイヤホンの方が快適なんです。
ヘッドホンと比べて、長時間使用しても耳が疲れないので、ワイヤレスイヤホンの方が、僕はお気に入りです。
そこで、iPhoneでヘミシンクを聴くために、おすすめのワイヤレスイヤホンをチョイスしてみました。
なお、ヘミシンクをPCやスマートフォンに取り込む際は、MP3というフォーマットを使って192kbps以上のビットレートに設定する必要があります。
その準備については、以下の記事で紹介しています。

第1位 アップル(Apple) AirPodsPro MWP22J/A

定番ですが、AirPodsProは、iPhoneとすぐに同期できるApple製品です。
とにかくノイズキャンセリングが優秀で、ごみごみした雑音がピタッとすっきり消え去ります!(坂本氏の回答で、ヘミシンクを聴く時はノイズキャンセリングは問題ありません)。
3サイズのイヤーチップを同梱していて、耳に合わせて選べます。
イヤホン単体で最大4.5時間、バッテリーケースと併せて24時間以上使用できる大容量バッテリーを搭載で、ノーチャージでヘミシンクを連続4回聞いても大丈夫でした(グラウンディングはしています)。
ただ、ちとお高いので、そこがネックかもしれません。
第2位 MPOW X3 ANC

ノイズキャンセリング・イヤホン専門サイトで第一位にランクインしているのが、MPOW(エムパウ) X3 ANCです。
中華系のブランドで、値段の低さ&素晴らしい性能に支持が集まって、米国Amazonではワイヤレスイヤホンジャンルにおいて、ぶっちりぎのセールスを記録しているメーカーです。
MPOW X3 ANCは、ノイズキャンセリング性能を備えていながら、なんと1万円を下回る価格。
連続再生時間は7時間で、スマホとの接続以外にもパソコンとBluetoothペアリングして、オンライン会議にも使えます。
第3位:Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

Amazon売上ランキング1位を獲得した、ワイヤレスイヤホンの売れ筋ランキング上位メーカーAnker(アンカー)の人気シリーズがLiberty Airです。
Liberty Air 2 Proは、ノイズキャンセリングが搭載され、ワイヤレスイヤホン専門サイトのランキングで第2位にランクインしている、シリーズの最上位モデルです。
Ankerは、以前はワイヤレスイヤホンより、モバイルバッテリーを手掛けるメーカーという印象でした。
ですが今では、コスパが良いコードレスイヤホンメーカーとしての信頼を獲得して、人気メーカーになりました。
連続再生時間は最長7時間で、ノイキャンには「室内」「屋外」「交通機関」の3モードが準備されています。
まとめ

ヘミシンクにおすすめのヘッドフォンや、おすすめのノイズキャンセリングのイヤホンを紹介しました。
安いイヤホンでも、ヘミシンクの効果はあがるようです。
でも、できればよいヘッドホン・イヤホンで聞いた方が、気分もよくて効果を期待できるのではないかと思います。
「イメージは現実化する」のが、ヘミシンクの基本理念ですからね。
ぜひ、あなたにお気に入りのヘッドホン、イヤホンをチョイスして、ヘミシンクを楽しんでくださいね!